2011年8月24日水曜日

新米



23年産新米の稲刈りが8月23日スタートしました。


コシヒカリから始まり10月の大地の風の刈取まで続きます。機械の故障がないよう、また事故の無いように気を使って作業をしています。今年は、新車(ヤンマーGC698)を導入し、適期刈りでおいしいお米を刈取って販売したいと思っています。


上の写真は、中央事業部の新車で刈り取ったお米を搬出している風景です。カメムシの害も心配しましたが、まずまずの出来で期待しております。ただ、このところ雨が多く稲が倒伏しているところがあり少し心配の種もあります。

2011年8月4日木曜日

ベトナム出張

7月29日~8月3日までベトナムのホーチミンシティー(南部地域)へ来年採用する実習生の面接と、ベトナム農業の視察のため出張してきました。





 当初の予定では、ホーチミンからダラット(高原野菜栽培地)へ行き農業視察をする行程でしたが、台風の影響のため国内線がフライトキャンセルとなり大幅な予定変更となってしまった。今回の目的であった野菜栽培地への視察ができないこととなり非常に残念であったが、現地ガイドのはからいによりホーチミン近郊の農業地域(クチ区)へ視察ができベトナム農業を垣間見ることができた。この地域は、米作地帯であり現実習生の出身地でもあった。

この地域の農村は、都市部に近いことから生活水準はそんなに低くはないが、決して裕福ではないようである。


もう一つの目的である次年度の実習生を面接した。今回の応募者はベトナム中央部に位置するフエ大学の農学部卒業生で、10名の中から3名の採用とした。中央部は貧困な地域であり就職口も少ないことから、日本での実習を希望する若者の目は、ぎらぎらとして貪欲な感じがした。また、大卒なので知識もあり、頭の回転も速いことから選考に苦慮をした。特に、この子達の人生を左右する結果であることから自然と真剣な選考となった。





 最後にベトナムを紹介しておこう。街は活気があり誰もが生きるために一生懸命働いていた。特にバイクの多さには驚いた。こんなんで交通事故が起きないのが不思議なぐらいバイク優先の交通事情である。あと、電線の本数の多さにびっくりした。切れた電線や何十本も束ねられた物が走っていて少し見苦しさを感じた。食事は、日本人にあった食材、味付けが多く困ることはなかったが、香草類やタレ類に変わった味があり、これさえ食べなければ全然平気である。(自分は問題なく食せたが)